明るくたのしいみんなの

天国のゆずちゃん(ミニチュアダックス)、お元気ですか?

2024.11.24

もうすぐ12月5日は2年前に天国へ旅立った我が家の愛犬ゆずちゃんのお誕生日です。
生きていれば15歳。

もうあれから2年かぁ〜
月日が経つのって本当に早いですね。
ゆずちゃんが我が家にやってきたのは息子が小3の冬。きっかけは一人っ子だった息子が寂しくないようにしてあげたい!それから家の中に自分よりも弱い立場、小さい存在を作ってあげることで息子に思いやりの心を養ってもらいたい!そう言う願いからでした。

ゆずちゃんがやって来てからの我が家の毎日はとっても賑やか🥳
まだ生後2ヶ月だったゆずちゃんとの生活はまるで新生児の赤ちゃんを迎えたような毎日でした。
お湯でふやかした餌をスプーンで食べさせて〜
香り付きのシートでトイレの場所を覚えさせて、手を叩いて声に出して☝️✌️☝️✌️ワンツーワンツー(1-2、1-2)

最初の頃は玄関のピンポンが鳴るとワンワン吠えていたけど、吠えるとブルブル動くプラスチックの蝶ネクタイみたいなのを🎀首に付けていたら1ヶ月もしないうちに全く吠えないお利口さんのゆずちゃんになりました👏
しつけはなかなか大成功したかな😀
やっぱり女の子は身体も小さいし、おとなしいし、そして顔立ちも優しく穏やか。本当に可愛らしい🥰
家族でお出かけする場所も全てがゆずちゃんが中心に。
家族旅行はペットと泊まれるペンションがお決まりになりました♪
お誕生日会、クリスマス会‥
元々人を招くのが大好きだった私の楽しみがゆずちゃんのおかげで更に増えました🎂(料理)



ゆずちゃんは誰が家を訪ねてきても、
すぐ膝に乗って甘えていく〜
「あざとい女子力満載なところは私達も学ばければいけないよね!」ママ友さん達とよくこんなことを話していた頃が懐かしい☺️
だけど息子は案の定、最初だけ😅
毎朝毎晩のお散歩はお父さんの担当~
私はその他のお世話全ての担当〜
息子はただ可愛いがるだけ担当になっていきました🤭
(どこのお家も同じですよね😅)
娘が欲しかった私にとって、雌犬のゆずちゃんは本当に愛おしい娘のような存在になっていました🥰
毎月美容室で可愛い髪飾りを付けてもらえる瞬間が私の至福のひとときでした♡
サラサラの耳の毛が自慢で、どこに行ってもすぐ取り巻きに会うゆずちゃんは私の自慢の娘。
厳格で無口な主人さえ、何故かゆずちゃんに話しかける時は赤ちゃん口調になっていましたしね笑笑
息子が中学受験で忙しくなった頃も、ゆずちゃんはいつも私達家族に寄り添ってくれていました(ありがとう)
塾の送迎、待ち時間もずっとゆずちゃんは私と一緒。
疲れきって塾から出てきた息子に飛びついて甘えてくれました🤩
毎朝毎晩のお散歩がどれほど忙しい主人の癒しになっていたことでしょう。




ゆずちゃんと共に暮らした12年、楽しかったこと、辛く苦しくかったこと、私達家族の間には色んなことがあったけど、ゆずちゃんがいたから家族全員が笑顔で優しい心になれていたはず!!
そんな息子も今は大学生。
主人と私もすっかりおじさんとおばさん🤭
元気いっぱいだったゆずちゃんも老犬になっていき‥

気づけば飛び乗ってたソファーにも全く登らなくなっていました。
お家の中でもほとんど寝てるような感じに。

だけど昔から全く変わらなかったのが食欲!!
おばあちゃんになってからも、ゆずちゃんの食欲は子犬の頃と全く変わず!!
(ダックスは体重が増えすぎると腰に負担がかかってヘルニアになりやすい)

だからゆずちゃんが食欲旺盛なのが一番の心配でした。

それくらい、ゆずちゃんは全く病気しない!動物病院に行くのは予防接種やフィラリアのお薬をもらう時くらいでした。
そんなゆずちゃんがある日突然、全くご飯を食べなくなりました。
最初の2日間くらいは夏バテかなぁ??くらいにしか考えていなかったのに、え??大好きなオヤツも全く欲しがらない。
慌てて病院に連れて行きました。

2年前の9月30日日曜日。
夕方、いつもと変わらない動物病院の待合室。

可愛いね〜お利口さんね〜💓
みんながいつものようにゆずちゃんをほめてくれました。
私はきっと大丈夫!!
ゆずちゃんが病気になるはずがない!!
そう信じていました。

結果、ゆずちゃんは脾臓からの癌で既に全身に転移していて、余命一ヶ月宣告を受けました。

それから私は仕事にいけなくなり、ただただ、ゆずちゃんと一緒にいました。

今更ながら、めんどくさくなってサボったあれこれを思い出し後悔したり‥
留守がちにしてしまった日々を反省したり‥

毎日毎日私はゆずちゃんを抱きしめながら泣いてばかりいました。

そんな私の涙を、ゆずちゃんはペロペロ舐めてくれました。
水さえ受け付けなくなっていたのにね(涙)

ゆずちゃんの体重はしだいに元気な頃の半分以下になり片手でも抱っこできるくらいになっていきました。
体重が増えることを気にしていた頃が嘘みたい。
やっぱり、食べれることって健康な証拠なんだと実感した瞬間でした。
余命宣告から2週間後の10月13日の夕方、私の親友がいつものように仕事終わりに様子を見に来てくれました。
ゆずちゃんはもう立ち上がることもできなくなっていたけれど、はって
友達のところに寄っていき甘えるような仕草をしました。最後の挨拶だったのでしょうね。

その後
主人が帰宅。それを待っていたかのように主人の腕の中でゆずちゃんは静かに息を引き取りました。
(もう少しで13歳のお誕生日だった)

動物を飼うということ。
それはこの辛く悲しいお別れを引き受けないといけない責任があると言うこと。

犬の寿命は本当に短い。
たった十数年。

だけどそのたった十数年にどれだけの癒しや優しい
時間を私達家族に与えてくれたことだろうか。

私は2年前、ゆずちゃんが余命宣告をされた時、生まれて初めて気を失いました。
ゆずちゃんが天国へ旅立った後も
なかなか立ち直ることができず泣いてばかりいました。

だけど今こうして
また頑張れています。

それくらい、ゆずちゃんと過ごした優しい時間が私の人生で大切な時間だったと、涙がなくなるくらいまで泣いた後、私に気づかせてくれました。
誰かに〜
凄く可愛がっていたペットはあなたが天国に行った時に必ず入り口まで迎えに来てくれますよ!って教えてもらいました。
私はまだまだ天国には行かないけど
もしその時がきたらゆずちゃんに必ず笑顔で会いたいと思います😊
そんな私はやっぱり動物が大好きだから〜
ペットや飼い主さんに寄り添った素敵なものづくりを企画されているPETOMさんのことを応援したいと思います😊