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我が家にウェストハイランドホワイトテリア(ウエスティ)がやってきた! でも保護犬?病気? 門脈シャント? 大手術やん!!~パート2
2022.06.11
はい、お待たせしました。
激動の大手術編ですよ。
前回ブログはこちら
とは言え2年も前のことを回想してるので、記憶がおぼろげ( ;∀;)
写真もいっぱい残してるはずだったのに、術前術後の様子が全く残ってない( ;∀;)
【この記事を書いた人】
神戸の金型屋さん4代目、妻1人、娘1人、息子1人、白犬1匹。自身の手術経験は特にない
〇診察
いや、やっぱかわいいわ
病気の子とは思えないくらい元気だし
とは言え、正確に病気の有無を調べる必要があるなー
ということで、ご近所の動物病院へ連れて行って血液検査
何の問題もないですよーって
奇跡の言葉を期待したけども
門脈シャントの疑いが高いので、大きな病院紹介しますね~
やっぱりそうだよね・・・
紹介されたのは、車で45分くらいすっ飛ばした(結構遠い…)ところにある
2020/6/20 初診
X線検査(レントゲン)の結果は(ゴメンナサイ画像残ってない)
この月齢にしては肝臓が小さくてほとんど育っていないです。肝臓へ栄養を運ぶ血管が細すぎるので・・・やはり門脈シャントだと思います。
肝臓が本来の機能を果たさないので、肝臓で分解されるべき毒素(アンモニアなど)が全身に回り、成長阻害や脳機能異常が起きやすいですね。
治療法は手術しかありません…
ただし、
非常に難しい手術で、成功して完治する確率は半々と思っていてください。
文章にすると冷たく感じますがね(*´Д`)めちゃあったかい先生で
信頼できるかな( *´艸`)
と思い、手術することにしましたよ
〇2020/6/26 CT撮影
手術の工程を考えるため、CT撮影をすることに。
犬にもCT撮影するんだねー
少しでも動いたら撮影できないので、全身麻酔で昏睡状態にしてからのCT撮影
手術ではなく検査だけど、全身麻酔するので万が一のことがあっても受け入れますってな誓約書にサイン。
検査結果は
やはり門脈シャントでした
肝臓に向かってるはずの血管が二股に分かれて(本来は1本で肝臓につながっている)
細い血管が肝臓に、太い血管が肝臓を経由せずに全身に回っていることが判明
手術の方法は
太い血管を結紮(けっさつ)して、細い血管に血液が流れるようにすることで
肝臓内に血液を循環させるようにする方法がとられることに。
〇2020/7/9 門脈体循環シャント手術
さて、いよいよ手術当日
3時間くらいの手術と聞いていたのですが、
14時半から始まった手術が終了して、手術室からでてきたのは19時半( ゚Д゚)
二股に見えていた肝臓への血管は三股に分かれていました。
さらに、肝臓へ向かっている血管は想定よりもだいぶ細く、太い血管を結紮してしまうと細い血管への負荷が高くなりすぎて、破裂してしまいます。ですので完全結索してしまうことは諦め、部分結紮することで太い血管の通り道を細くして、肝臓へ流れる血管へと血液を誘導する処置を行いました
正直に言うと
この処置で完治する見込みは低いと言わざるを得ません…
( ゚Д゚)…
要するに治ってないってことね(悲)
おなかツルツル
でも、よく頑張った!!
治ってないけど
〇手術後
手術が成功しなかったので、マックスに与えられた選択肢は2つ
・血管が成長するのを待っての再手術(成功する保証なし)
・手術はあきらめて内科的な対処療法(完治はしない)
悩みました
かなり悩みました
天寿って何なんでしょうね
少なくとも、リスクの高い検査や手術(成功の保証も低い)を受けて、手術中に亡くなってしまうのは天寿を全うしたって言えない気がしました
なので
もう手術はしないでおこうかと(多分)
肝機能サポートのご飯しか食べられないし
毎日お薬のまないといけないし
たまに全身けいれんを起こして
このまま死んでしまうんじゃないかって
めちゃくちゃ心配するけど
そんなことも全部含めて
楽しく毎日、一緒に生きていくのが
家族ってやつですね。
激動の手術編はどうだったワンかね?
最近は食べ過ぎで、太りすぎ!って皆に怒られてるけど
少しくらい丸い方が、癒し担当としては優秀だろ?
またチョクチョクとこのブログにも遊びにくるけど、末永くよろしくだワン
インスタに来てもらえればいつでも会えるけど
ウチの親たちは適当だから、更新が遅くても許してくれワン
ちなみにフードやら何やらでおせわになってるのはこちら