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44歳中年男子、鼻から胃カメラ、大腸CT、痛いの?怖いの?高いの?初めての人間ドック体験記

2022.08.19

今回は健康ネタ。初めての人間ドックということで。

正直、病院が嫌いで(好きな人はいないと思いますが)いつかは受けないといけないと思っていたけど後回しにしていたんですよね・・

でも去年、インドネシアに滞在して身近に安心できる医療がない怖さというか、不安を体験すると「行かなきゃなー」て。私より年下でも人間ドックで肺がん見つかったなんて話も身近で聞いたので、さらに感慨深く。

そんなわけで今回はワクワクドキドキの人間ドック初めて体験記をお送りいたします。

このブログを書いた人

43歳、神戸の金型企業4代目、妻1人、娘1人、息子1人、白犬1匹。

病院嫌いというより注射嫌い。先端恐怖症。多分。

〇きっかけ

会社で定期健康診断は受診してますし、がんマーカーもオプションで付けたり。

再検査などなったこともないので、心中では大丈夫と思ってるんですが。

自分への安心材料というより、家族や周囲への安心材料提供ってとこですかね。

〇申し込み

今回受けた人間ドックの場所はこちら

松本ホームメディカルクリニック さん

https://www.ikeikai.or.jp/matsumoto_hmc/

私の自宅がある同じ神戸市内なのですが、30分ほど車を走らせたとこにある、六甲山麓にある自然豊かな場所ですね。

私の両親もここで受診していて、おススメ頂いていたので、その辺は安心。

今回受診したのは右側のお高い方、62,000円コース

相場はよくわかんないですが、大腸CTも入ってこの値段はコスパ高いんだとか。

実はこの人間ドック、去年の12月に申し込みの電話をしたんですが、コロナの影響で伸びに伸びて。ドキドキの初体験は7月27日になりました!

〇事前準備

大腸CT検査をするには大腸内を空っぽにする必要があるのね。最終的には下剤を飲むけど、下剤で排出しやすい食事をしておく必要があると。

うーーーーーん萎える((+_+))

昼食

おかゆ 大根とじゃがいものとりそぼろあんかけ

夕食

おかゆ 煮込みハンバーグ

うん、美味しくないけど不味くもない( *´艸`)

そして下剤

とてつもなく不味いことを覚悟して飲んだけど、意外に飲みやすい。スポーツドリンク味やね。

更には造影剤 ガストログラフィン

これは不味かったーーー。何とも言えない苦みとエグみ。

言いつけ通り21時に飲んだけど、下剤の効果が凄い。。。

1時間毎に催すので、一晩中トイレの番人・・・結局、前日夜はほとんど眠れず。

〇検査当日、いざ検査!

寝不足の上、空腹ですが、妙にすっきりはっきり。

毎朝のルーチン、体重計に乗ったら、最近では見ない数値が並んだので少し小躍り。

張り切りすぎて受付時刻より1時間も早く到着してしまうほど。

さー、かかってこいや!!

〇人間ドック開始

  • 尿検査⇒いつも通り。ただ、下剤の効用が残っていて、あやうく違う方で漏らすかと。
  • 身体検査(身長・体重・BMI・血圧)⇒久しぶりの身長測定、1.5センチも伸びてた!!体重も減ってるし、ここでも小躍り(^^♪
  • 血液検査⇒超苦手なお注射の時間でしたが、看護師さんがお上手で、あっという間に2本分完了。
  • 心電図・心機能検査・ABI検査⇒おなじみのちょっと冷たいやつ。問題ナシ!
  • 全身スクリーニング(頭・腹・胸CT)⇒CTは人生2度目、これで癌があるかわかるのかね??
  • 聴力検査・視力検査⇒超アナログなやつ。裸眼視力0.1無い私は1歩進んで、2歩進んで。。。うん、意味ないな。
  • 内科検診⇒簡単な問診、これも全く問題なし!

〇 胃内視鏡 (経鼻内視鏡検査)

はい、THE人間ドック、いわゆる胃カメラってやつです。

カメラってやつです。

胃カメラの経路は「鼻から」「口から」のどちらかになるらしく。

鎮静剤(半分眠った状態)使用の有無も考えると

・「口から、鎮静剤なし」

・「口から、鎮静剤あり」

・「鼻から、鎮静剤なし」

・「鼻から、鎮静剤あり」

の4通り。

結論から言うと「口から、鎮静剤あり」が眠っている間に終わるので一番楽らしい。

でも、使用後のリスク(当日は運転できないなどの行動制限)があるので、この病院では「鼻から、鎮静剤なし」を推奨しているのだそう。

自分の内側が観察できるなんて

少し興奮

画像引用元https://shibaji-clinic.com/anesthesia.html

まずは消泡剤。

これで胃の中の泡を消して観察しやすくするらしい。ただ、飲みにくいうえに量が多い。。紙コップ2杯分ぐらいを強制的に飲まされる( ;∀;)

次は鼻に管を突っ込まれて血管収縮薬をスプレー。出血を少なくし、鼻の通りもよくなるらしい。

更に鼻の奥に麻酔薬を注入して局所麻酔。これは結構きつい。ピリピリ感半端ない。

喉のほうにも麻酔をしたいので口のほうに麻酔薬が回ってきたらそのまま飲み込んでください。

おー、このピリピリを飲み込むのか。

結構きついな

案の定、飲み込んだらその時点で嗚咽(泣)

ただ、時間に伴い、鼻の奥と喉の感覚がぼやーっとしてきたら、横になっていよいよカメラ挿入。

苦しかったら手を挙げて教えてくださいね~

そんなやさしい言葉とは裏腹に、容赦のないカメラ挿入( ;∀;)

鼻の奥を通り過ぎ、喉の奥に広がるとんでもない異物感

そんな異物を必死で排除しようとする、喉の反射反応

必死に手をあげてアピールするも

はーい、もう少し頑張りましょー

カメラは更に喉の奥へ突き進み、食道へと侵入。

喉の反射抵抗はさらに増大、

つまり嘔吐感

あわてて口を手で押さえようともがく

いいですよー、そのままだしちゃってくださーい

神か。。いわれるがままに放出、先ほど飲んだ消泡剤と、空腹の胃内部から透明な液体がほとばしる。

せりあがってくる透明な液体にもろともせず、カメラは胃に到達・・・

苦痛が少ない?苦痛しか無いぞ(泣)

〇大腸検査(CT検査)

経鼻内視鏡検査のダメージも癒えぬまま、最後の大ボス「大腸CT検査」を受診するため、再びCT室へ

この検査のための前日からの食事制限、そして下剤。長かった。。そんな感慨に浸ってると

「服を全部脱いで、この手術衣に着替えてください」

渡されたのは、お尻部が丸く大きくくりぬかれた緑色の服、いや服というより布地。この時点で私の興奮はMAX状態。

ここからの流れは下図参照

https://osakaminami.hosp.go.jp/section/cnt0_000062.html

下半身を大きく露出した状態で横になり、されるがままに肛門から炭酸ガス注入。

大腸を膨らますためにガスを注入してますが、出さないようにしっかりと踏ん張ってくださいね

お、おう。

まじか。

おならは我慢すると体に悪いって教え込まれた中年男子の体に、容赦のないガス注入。

おなかがパンパンになったところで管はついたままCTスタート。

やばい、頭まっしろ。全神経を下半身に集中させないと暴発する危険が!!!!!

そんな中の機械音

「イキヲ オオキク スッテクダサイ」

「イキヲ トメテクダサイ」

いや、ムリムリ。そんなとこに意識持っていったら我慢できひんって。

ん。。やばっ。

大丈夫。セーフでした。

何はともあれ検査終了。

お疲れ様でした

〇まとめ

いやー、正直しんどかったーーー

特に経鼻内視鏡(笑)

でも新しい体験できたので少し満足。

定期的に受診するのがベストらしいけど、2回目なー

どうしようかなー

あと、大腸CTが終わった時の技師さんの一言

大腸CTでは細かい病変まで見つかるんですが、色合いがわからないので 大腸内視鏡検査と交互でやられる方も多いですよ~」

とのこと。

なるほど大腸からのカメラか

これも新しい体験

2年後だな

まだ今回の結果出てないけど(笑)